「たいしょー」
ずいぶんと間延びした声でよばれる。
誰だかはわかっている、
「人識・・・・・・なんだっちゃ?」
「んー?別に用はないけど?」
「・・・・・・わけがわからないっちゃ。用もないのに呼ぶな。」
俺は読もうとしていた本に目を向けた。
「なー、たいしょー」
「・・・・・・」
「たいしょーてばー」
「・・・・・・」
「人識くん泣いちゃうぞー」
「・・・・・・」
俺は徹底的に無視をきめた。
数分たって、諦めたのか何も言わなくなった。
と、思った。
「・・・・・・大将」
どきり、とした。
声が、低くなった。
俺は思わず返事をしてしまった。
「ちゅー」
「な、」
だがすぐにあのふざけた声に戻り、なんとこいつは俺の頬に触れやがった。その唇で。
「・・・・・・ば、馬鹿かてめえは!なにしてくれてんだ阿呆!!」
「なにって、ちゅう?っていうかキャラはどこにいったのおにいたん」
「ちゅうってお前・・・・・・!」
俺が動揺してる中、いけしゃあしゃあと笑ってやがるコイツに俺は呆れて何もいえなくなる。
ちゅうって、おまえ。
「いーじゃん。ほっぺにちゅうぐらい。減るもんじゃないしさ。」
「そういう問題じゃあない!!」
「いてっ」
ごつん、と頭に一発。
俺はその場を立ち去った。
阿呆阿呆阿呆阿呆馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿
・・・・・・にしても、不覚にもどきりとしてしまった自分に腹がたつ。
ちくしょう、アイツ。次会ったら本当に無視してやる。
***そのころの人識***
「んー、嫌がられてはない、のかな?うん。嫌がってはない、ないな。いやー、にしても大将かわいいなあ。あんまり出さないようにしてたみたいだけど、顔赤いし。なんか初々しいっつーの?かわいい。おっと、なんだか兄貴みたいになっちまったぜ。うーん、次はいきなり名前で呼んでみようかな。」
無視は、できそうにない。
2009⁄01⁄13 21:14 カテゴリー:小ネタ comment(0) trackback(0)
ずいぶんと間延びした声でよばれる。
誰だかはわかっている、
「人識・・・・・・なんだっちゃ?」
「んー?別に用はないけど?」
「・・・・・・わけがわからないっちゃ。用もないのに呼ぶな。」
俺は読もうとしていた本に目を向けた。
「なー、たいしょー」
「・・・・・・」
「たいしょーてばー」
「・・・・・・」
「人識くん泣いちゃうぞー」
「・・・・・・」
俺は徹底的に無視をきめた。
数分たって、諦めたのか何も言わなくなった。
と、思った。
「・・・・・・大将」
どきり、とした。
声が、低くなった。
俺は思わず返事をしてしまった。
「ちゅー」
「な、」
だがすぐにあのふざけた声に戻り、なんとこいつは俺の頬に触れやがった。その唇で。
「・・・・・・ば、馬鹿かてめえは!なにしてくれてんだ阿呆!!」
「なにって、ちゅう?っていうかキャラはどこにいったのおにいたん」
「ちゅうってお前・・・・・・!」
俺が動揺してる中、いけしゃあしゃあと笑ってやがるコイツに俺は呆れて何もいえなくなる。
ちゅうって、おまえ。
「いーじゃん。ほっぺにちゅうぐらい。減るもんじゃないしさ。」
「そういう問題じゃあない!!」
「いてっ」
ごつん、と頭に一発。
俺はその場を立ち去った。
阿呆阿呆阿呆阿呆馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿
・・・・・・にしても、不覚にもどきりとしてしまった自分に腹がたつ。
ちくしょう、アイツ。次会ったら本当に無視してやる。
***そのころの人識***
「んー、嫌がられてはない、のかな?うん。嫌がってはない、ないな。いやー、にしても大将かわいいなあ。あんまり出さないようにしてたみたいだけど、顔赤いし。なんか初々しいっつーの?かわいい。おっと、なんだか兄貴みたいになっちまったぜ。うーん、次はいきなり名前で呼んでみようかな。」
無視は、できそうにない。
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